日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

うれしい優勝

ゴルフの石川遼選手が2年ぶりにツアー優勝をした。
アマチュア時代の2007年にツアー初優勝して以来、10代で快調に通算9勝を果たした。それが、20代に入ってなかなか勝てなかった。そして、先日(11/11)2年ぶりとなる待望の優勝が実現した。苦労して勝ち得たうれしさは、本人はもちろんのこと、多くのファンの方たちも味わえたことと思う。とにかくホッとした、という安堵の気持ちも一緒である。そして、この優勝で「通算10勝目の最年少記録」も達成された。
思えば、まだ21歳になったばかりの若者である。偉業といっても過言ではない。

数年前、若く華やかな女子選手たちの活躍により、人気が沸騰した女子ゴルフの陰で、男子ゴルフはどんどん見向きもされなくなっていた。そのときに、まだあどけない15歳の少年がアマチュアでツアー優勝を果たした。その衝撃デビューから、男子ゴルフの人気がうなぎのぼりとなり、その中心には常に石川遼選手がいた。
それだけに、本人もこの2年は試行錯誤でつらかったことであろう。それでも、練習に励み闘い続ける姿はよくわかった。いつか必ず・・の想いでファンも見守っていただろう。
この1勝でプレッシャーも解け、国内のみならず世界へ羽ばたいていただきたい。

あと、同じ日にもうひとつの優勝があった。
プロ野球の巨人軍がアジアシリーズに優勝した。この優勝で今季5冠とのことである。
交流戦、セ・リーグ、CS、日本シリーズに続いての栄冠となる。
それにしても、8年前までのセリーグではリーグ優勝と日本シリーズの2冠だけですんだのに、今は5回も優勝争いをしなければ美酒に酔うことはできないらしい。
そのすべてに勝ち抜いたのは、やはりすごいことである。

そして、WBCに選出された数名の巨人選手は、まだ休むことを許されない。
数々の優勝争いで、傷の絶えない選手もその中にいるはずである。
できることなら、明後日からのWBCでは、優勝争いをしたチームの選手を休ませてあげる温情がほしいものである。