日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

勝ち抜くための「弱者救済システム」はもういらない

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)には納得できない。
他のスポーツ界をみても、こんな「弱者救済システム」など存在しないのではないか。
今季のCSは終了して、セパの両リーグは優勝チームが勝ち残ったが、それは当然のことで、わざわざCSでその権利を棚上げにして、再挑戦をさせる神経がわからない。

勝手に付け足しのシリーズを作り、観客動員をアテにした金儲けを目論む気持ちが情けない。いっそのこと、ファンがこの無意味なやり方に腹を立てて、だれも球場に足を向けなければいいのに、とさえ思う。リーグ優勝を逃したチームはなんとかすがりたいとしがみ付くのであろうが、優勝チームからみれば迷惑このうえないだろう。

春から秋への長期間、死闘を繰り広げながらやっと得られるリーグ優勝。
その土台があればこその、日本一決戦(日本シリーズ)への挑戦権獲得であろう。
今季、セの優勝チームは2位チームに10.5ゲーム、3位チームには20ゲームもの大差をつけてのリーグ優勝である。これほどまでにハッキリと決着がついているのに、なぜまた短期決戦のCSで優勝争いをやり直さなければならないのだろう。

パの優勝チームはリーグ終盤まで接戦の優勝争いを勝ち抜いてきた。セほどはゲーム差がつかなかったにせよ、接戦で勝ち得たものをまたすぐにやり直さねばならないのか。
また、セの終盤では1位と2位のチームが早く決まったため、3位争いにスポットを当て騒いでいた。その時点では争う2チームが借金を抱えた状態。それでも日本シリーズへの参加権が得られそうなのである。こんな低次元な戦いでちやほやされるのだからあきれかえる。

今年はオリンピックの年であった。日本の選手たちが4年に一度の厳しいチャンスに勝ち進み多くのメダルを手にした。メダルが得られても、金に届かず涙を流した選手もいた。どのような結果であってもやり直しはきかない。また、4年の年月を精進して次にかけるしかないのである。

さて、日本のプロ野球はどうだろう。たった6チームずつの2リーグ制。両リーグとも6チーム中3チームに日本一挑戦権が与えられる。合わせて12チーム中で6チームもである。リーグ戦で優勝できなくても3位に入ればいいのだ。と、甘い精神構造が各チームにどんどん蔓延してしまう状況でもある。こんな体質はCS導入前のプロ野球にもなかったはず。こんな「弱者救済システム」を早く見捨てない限り、プロ野球はスポーツ界から除外されてしまうのではないだろうか。

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