日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

ストーカー合戦

まさか自分がつけ狙われて、貼りつかれるなんて。(^^;

以前、電車の席獲りの話を書いたが、もう数か月前から私の座る席がターゲットにされていた。朝の通勤で、私が降りる手前の駅から乗ってくるその男は、一目散に私の姿を追い求めて、私の目の前の吊り革をつかむのである。

30代か40代であろうか。なんだか、その男にストーカーをされているようで気持ちが悪い。お願いだから私の前に立たないでくれ、といつも念じるのだが、必ず私を探し出す。
私も車輛や座席を別の場所に変えればよさそうなものなのだが、なかなか座れる席が確保できず、一番座れる確率の高いのが今座っているシルバーシートの一角なのである。

ほんのたまにであるが、その男が現れる前に別の乗客が立っていてくれるときは、心の中で拍手喝采である。例の男はうらめしそうに私を一瞥して、別の席の前に立つ。

また、いつもの席をわざとはずして座れたとき、その男を観察していたがおもしろい。
ドアをはさんだ同じ並びに座って、前に立つ乗客が多かったため、男は私のことを確認できず、いつもの席のあたりをうろうろして私を必死に探している。
そして、見つからないとなるととなりの車輛に移動してまで私を探していた。

また、私が運よくとなりの車輛の席に座れたことがあった。
その男が乗ってくる駅に着いて、その男の行動がどうなっているのか気になり、座っている席からとなりの車輛をのぞきこんだが、見つからなく残念でたまらなかった。

いつかしてみたいのだが、平日休みの日にいつもの出勤の姿でいつもの席に座り、その男が私の前に立ち、私がいつもの駅で降りるとアテにしているところを、私はいつもの駅に降りず、ずっと座ったままで乗り過ごす。そして、その男の反応を楽しんでみたいのだ。

なんだか、逆ストーカーになっていく自分がこわい。