日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

一番若い日

「自分の一番若い日」
それはいつだと思いますか。
答えはかんたん。それは、今日です。もっと厳密にいえば、今日の「今」です。

この話は、以前に聴いたラジオで、作家の森村誠一さんがおっしゃっていた。
なるほど、と思わず納得をしてしまった。

本日は成人の日であるが、二十歳をむかえて自分は「まだまだ若い」と感じるか、「もう年なのか」と感じるか。その意識にとても興味がある。
自分の場合は、後者であった。その意識は、30代になっても、40代になってもまったく同じ。60代、70代、80代になっても、自分の人生の時間経過の早さにおどろかされるであろう。

二十歳を大人の原点と考えてみても、歳を重ねるたびに子どもと大人の境目が、いつなのかとぼやけてしまう。もっといえば、今の自分は幼児のままのような気さえしてくる。その意識のふしぎさはいつもあったのだが、冒頭の「自分の一番若い日」という観点からみれば、至極あたりまえのことだといえる。

オギャー!と産声をあげてから、今日にいたるまでいくつになっても、「自分の一番若い日」は「今日の『今』」の連続に他ならないからである。