日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

パソコンの引っ越し

8年以上使用しているパソコンXP機の、システム側Cドライブの容量がいっぱいになってきたので、Windows7機のノートを購入した。XP機のハードディスクの容量は40GBで、CとDのドライブに各20GBずつ振り分けられている。今のパソコンからみれば余裕のないことおびただしいが、購入時はなんとかなっていた。それが、8年もたつとシステム側へ消すに消せぬ訳のわからないファイルがたまって無理が生じている。

その間、新しいものに買い替えることは考えたが、すぐに実行できない事実に突き当たり断念した。その理由はなんといっても、8年以上の蓄積によるカスタマイズである。
思えばかつて愛用のWindows95機が、ハードディスクとメモリの容量不足で動きがぎくしゃくし始めて、急遽XP機に乗り換えたときはたいへんであった。その頃のカスタマイズを移行しようとして、とても苦労をした。

まず、95機にはUSB接続機能がなかった。外部MDドライブはあったが、ボードを組み込んで接続する時代のシロモノであった。XP機ではUSB接続ができるようになったが、95機とはその互換がまったくなかった。95機とXP機で共有できるドライブといえば、フロッピードライブのみであった。そして、容量がたった1MBのフロッピーディスクを介しての引っ越しを余儀なくされた。

アプリケーションソフトでCDからインストールできるものや、ダウンロードで取り込めるソフトは、時間をかけて同じように組み込んだ。
問題は、大容量の必要なデータの移行である。
できるかぎりまとめて圧縮をしてから、分割ソフトというのを利用して、数枚のフロッピーディスクを使ってやっと引っ越しができた次第である。

その苦労がトラウマとなり、XP機をいつまでも使おうと騙し騙しやりくりをしてきた。
今回は、XP機の限界もさることながら、動画編集も必要になったため、やっと重い腰を上げた。そして、実行してみるとあのときの苦労が信じられないくらいあっけなくかんたんであった。XP機と7機はもちろんUSB接続が可能である。USB接続の大容量HDDもなにかのためにと購入していたが、それを使う必要もなかった。

数年前に購入していた128MBのUSBメモリはあったが、ちょうど8GBのUSBメモリが780円で安売りされていたので、それも買って用意をしていた。

まず、ほとんどが128MBのUSBメモリで用が足りて、大容量でどうなるのかと心配していたものの移行は8GBのUSBメモリで丸ごとコピーですませた。
パソコンのスペックの進化もすごいだろうが、そのことよりもなにもUSBが利用できることのメリットと、それを利用する媒体の進化にはおどろかされる。
1GBあたりの容量が100円以下で手に入ってしまう時代になっているのである。