日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

地デジ化の恩恵

テレビの地上デジタル放送へ完全移行から4ヶ月がたった。
その間、私の変化といえばDVD映画をものすごく観るようになっている。
ためしに数えてみたら4ヶ月で61本である。

アナログテレビのときは、1年中まったく観ないときも多かった。
この変わりようの原因といえば、やはり画面がきれいで大きくなったということであろう。
あのハイビジョン画面がかんたんに手に入れられる時代のありがたみで、それを活かさなければもったいないという思いも強い。

先週には、20数年ぶりにビデオカメラも購入して手に入れた。
民生用のビデオカメラが売り出された時代には、今よりはるかに高額だったビデオカメラを4台ほど買い替えて凝ったものである。

今回は、有名な通販会社からBDライターと2個めのバッテリーがセットで3万円台のものである。いわゆるハイエンド機ばかり追いかけてきた私にとって、初めてのローエンド機である。撮影の勘が鈍っていないだろうかと、おそるおそるカメラを手に取って使ってみたがとてもかんたんだった。ただ、軽く小さすぎて画面がぶれないかが心配だったが。

そして、ハイビジョン画面のテレビにつないで再生をしてみた。
そこには信じられない世界が映しだされていた。あの大画面の中の美しい映像。
アナログ時代に、ビデオの撮影や編集・再生のためのAV機に投じた200万円以上のあのお金はなんだったのだろうか。

そして、この映像を安価で得られる「今」への感謝の気持ちが沸々と湧き出ている。
地上デジタル放送への不満はすごくあったが、それらのすべてがいい方に向いた。
ただ、今のテレビ受信機を使って、今のテレビ番組をリアルタイムで観ることは激減である。テレビ番組の視聴以外が重点的になっているからこそ、楽しめる実感でいっぱいだ。