日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

チケットのとれない懐かしいコンサート

ザ・タイガースが40年ぶりに復活して、すごい盛り上がりとか。

1967年に「僕のマリー」でデビューした5人組はグループサウンズの代表格。わずか4年間の活動ながら、「シーサイド・バウンド」「モナリザの微笑」などとヒット曲多数。81年には同窓会としてドラムスの瞳さん以外で「色つきの女でいてくれよ」などをヒットさせる。89年にはNHK紅白歌合戦に初出場とのこと。

今回はなんといっても、瞳みのるさんがドラマーとして40年ぶりに芸能界復帰の参加を果たしたということが、往年のファンにはたまらないはず。

ボーカルのジュリーこと沢田研二さんは、ザ・タイガース解散後にソロとして華々しい活躍を続けているのは周知のとおりであるが、メンバーの中で現在もっともテレビや映画で売れに売れまくっているのがベースの岸辺一徳(当時は修三)さんである。ギターの森本太郎さんとの長身コンビで、ザ・タイガースのリーダーとベーシストで活躍していた。

その後、予想もできなかった俳優への転身で、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞など数々の賞を受賞し、助演でも無類の存在感を発揮しており、数々のドラマ作品やCMに出演して名脇役と呼ばれている。役者としての岸辺一徳さんが頭の中に定着して、ベースを軽快に演奏するあのサリーと同一人物とは思えなくなっているほどである。

ザ・タイガースを知らない若い女優さんなども、コンサートを観て岸辺一徳さんの演奏スタイルのカッコ良さを絶賛していた。今回は、加橋かつみさんが参加されていないのは残念であるが、瞳みのるさんのドラムスと岸辺一徳さんのベースとのリズム隊コンビがとてもめずらしく視覚的にも楽しめそうである。生で観られたら最高なのであるが、テレビの特集番組などでも観られないものかと心待ちにしている。