日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

アルツハイマー症候群

刑事コロンボ」の主役として知られる米国の俳優ピーター・フォークさんが亡くなった。
アルツハイマー症候群が進行し、自身がコロンボを演じたことも忘れてしまっていたという。

医学用語として若年層の発症したものを、狭義の「アルツハイマー病」と呼び、60歳以上の高齢者に発症したものを「アルツハイマー型老年認知症」と呼んで区別しているそうだ。

「辞めるのを止めた」方から引き継いで、「辞める」と言ってやる気を出して空回りのままの方。こういう方たちにも上記の病名が当て嵌まるのではないだろうか。

平成23年度第2次補正予算案と再生エネルギー特別措置法案、特例公債法案の3つの成立が「一つのめどになる」などと体のいいことを言いながら、増税や電気料金の値上げをもくろみ、不景気の中で汗水流して働く国民から巻き上げることばかり。

もうすぐ辞めて、その権限もはく奪されるはずの人間がやる「どさくさ紛れ」の決め事に、国民が翻弄されなくてはいけない。本当に情けない話です。

また、今回の閣僚などの人事について「東日本大震災の復旧、復興を進め、原発事故の再発を防止する態勢をつくることに目的は尽きている」と説明しているが、震災以降のご自身の行動でいったいなにをやっていたのか。被災を自分のいいように理由づけして、会議やら担当責任者を作ったりするだけで、肝心の被災地や被災者へはなにをしているのか。

首相らしい仕事をしていないから、自身が首相に就任していたことを忘れてもしかたのないことかもしれないが。貴重な税金を委ねざるを得ない国民に、これ以上迷惑をかけないでもらいたい。野党に対するいやがらせのつもりが、国民へのいやがらせになっている。