日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

料理のデジタルとアナログ

マルチクリエイターの高城 剛さんが、テレビでスペイン バルセロナを紹介しているときに、分子料理にハマッているというようなことを言っていて興味を持ちました。
高城さんいわく「天然素材を添加物の如く数式で組み合わせる」料理だそうで、そのお味も既成のものとはちがう新しいものとか。まったく想像ができませんが、新時代のデジタル料理のような気がしてなりません。

最近、(分子料理とは正反対なのですが)お気に入りの和食レストランを見つけました。
神奈川県大和市と東京都町田市にある「しらす・漁師料理 浜焼市場」というお店です。
安くて新鮮で量がたっぷりの刺身や天ぷらにおどろかされます。

「浜焼市場は新鮮な魚を当日朝、小田原漁協より直送、また しらすは湘南平塚港、丸八丸より直送しています。不漁でない限り提供させて頂きます。」とのキャッチフレーズです。
先々週に行ったときは、新鮮なしらすをたっぷりいただけましたが、昨日は強風のために不漁でしらすは提供できない旨のメモ書きがありました。こういうことでも新鮮さがわかります。前述のデジタル料理に対して、食材の新鮮さにこだわるアナログ料理といえます。

例のユッケ事件のように、食の不安が漂う中で、「天然素材を添加物の如く数式で組み合わせる」とか「不漁であれば看板の食材を引っ込める」というフレーズにはなにかしらこころが動かされます。