日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

テレビのアナログとデジタルの比較体験記

11月まででエコポイントの総額支給が終了でした。あの駆け込みで地デジテレビを購入して今観ている一員です。昔、AVシステムに凝ったとき、開発されたアナログハイビジョンを観て、現行のテレビとのちがいにおどろいたのを思い出しました。たしか当時は100万円という価格で、とても手を出せないシロモノでしたが。それと同等以上の画質をエコポイント相殺でタダ同然(光通信の変更あり)にて手に入れられたのだからふしぎな気分です。

以下ネット検索からの抜粋も含めての雑感です。

アナログテレビではSN比なるものを感じていました。 情報工学(特に通信工学)において、信号量 (signal) と 雑音(画)量 (noise) の比率ですが、デジタルではすっきりしました。ただし、地域によってはアナログだと平気なのにデジタルがまったく映らないとかの弊害も裏にはあるようですが。電波が弱いとアンテナにブースターをかませたりとか。

「ハイビジョン」というのは、NHKが開発した高精細度テレビジョン(High Definition television)というテクノロジーの「愛称」なのだそうです。なお、高精細度テレビジョンのことを「HDTV」と略して呼んだり、あるいは「高品位テレビ」などと呼んでいます。この場合の「Definition」は、「解像度、鮮明度」という意味ですね。
そのテクノロジーの目的は、「見る人により臨場感を感じさせる画質と画面の縦横比の実現」なのです。

日本のテレビ放送(SD)の場合、走査線は525本でしたが、ハイビジョンではその走査線の約2倍の1125本を利用しています。走査線の数が多くなると、これまでのテレビに比べて、より多くの映像情報を送ることができるようになるのです。そして情報量が多くなれば、それだけ高画質になるというわけです。

通常、単に走査線数といった場合は有効走査線のことを指していることが多く、ハイビジョンの有効走査線数は1080本、SDの有効走査線数は480本になります。(注・SDは「Standard Definition」の略です)

なお、アナログハイビジョンとデジタルハイビジョンでは、有効走査線数が異なります。総走査線はどちらも1125本なのですが、アナログハイビジョンの有効走査線数は1035本、デジタルハイビジョンは1080本になります。

ということなのだそうです。それにしても、発色やきめの細かさで今までのテレビとは別世界が広がるような気持ちになります。その反面まだ使えるアナログテレビ機器の処分はどうなるのか気になります。破棄処分にでもなればエコとは正反対な方向ですから。

また、エコポイントも終了に向かっていくそうですが、そのエコポイントを始めたのはあの麻○元首相の頃でした。問題のある首相だと思っていましたが、千円高速料などの実現もあったりと、今よりまだましなことをしていたようです。今こそ、それを上回るような地デジ対策サービスくらい実施してほしいものです。