日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

脳とからだ

最近読んだ本からの抜粋ばかりなのですが、人間の脳とからだについておもしろいことがわかります。

まず、人間の成人は60兆の細胞から成り立っています。産まれたばかりの赤ちゃんは3兆の細胞とか。からだというのは、固体でも液体でもなく気体でもありません。細胞体ということのようです。

さて、脳の細胞は140億で、赤ちゃんも同じ140億。

脳は25歳を頂点として毎日10万の細胞が失われるが、からだの細胞は新陳代謝を繰り返す。からだの細胞が毎日失われたら、朝起きて足の親指がなくなっていたりとたいへんなことになっちゃうからなのでしょうか。脳から毎日失われていく細胞も気になります。

からだに流れる血液量は1分で5〜6リットル。1時間ではなんと風呂桶一杯分にもなるそうです。また、(毛細血管も含めた)血管をつなげると長さが地球を2周半にもなります。

脳の重量は体重の1〜2%なのに、脳に使用する血液量は20%だそうです。重さの割には燃費が悪いような気もしますが、脳の労働量はすごいようです。

脳の使用率はたったの3%で、97%が潜在脳とのこと。
爬虫類脳、哺乳類脳、霊長類脳の3層構造になっていて、爬虫類脳、哺乳類脳は右脳とつながっている。このあたりに右脳の神秘を感じます。

そして...
左脳は自分脳=自分だけの(人生の)歴史。
右脳は先祖脳=自分脳の10万倍の(人類祖先の)歴史。

左脳の自分だけの人生体験も大事でしょうが、右脳の先祖脳は宝庫だとか。あらためて、人間の脳とからだの偉大さを感じる今日この頃です。