日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

PC・デバイス・ネット

此の際と知らずに漏れる情報

今もふつうに使われる「此(こ)の際」という言葉は、(水上瀧太郎さん著『遺産』によると)大正12年の関東大震災の直後に流行ったものだという。「何しろ此の際の事ですから……」という具合に、特別な状況だから、みんなで足並みそろえて行動しようという空気が醸…

ネット情報の肥満&ダイエット

昨年の今頃、15年半も続けてきたメーリングリスト(ML)を閉鎖した。多くの人と出会い、ネット以外にも飲んで騒いで遊んだ。 メンバーが長い付き合いになれば書くことも減りがちで、今は携帯メールやLINEで連絡をとり、一緒に飲んだ方が話は早い。 サ…

ラジオ放送90回目の誕生日

<JOAK、JOAK、こちらは東京放送局であります…>。この第一声で日本のラジオ放送が始まった。1925年(大正14年)の3月22日のことである。本日で満90年になる。 カナダ出身の英文学者、文明批評家のマクルーハンは、ラジオや活字がホットな…

ナルシシズムとプライバシー

私の知人たちは、LINEやフェイスブックなどのプロフィル欄に載せた<“自分撮り”の写真>をこまめに更新している。調べてみると、アメリカではソーシャルメディアを利用する10代の91%が公開しているとか。 日本では、自分の写真を自分で撮ることを「…

lifeのなかにifがある

スマートフォンに続く次世代端末はウエアラブル(wearable)だと訊いたことがある。ウエアは「着る」「身に着ける」という意味で、「衣服」や「衣類」も指す。 つまり、ウエアラブルとは「着用可能なコンピュータ」なのだそうだ。 スマートフォンは携帯電話とコン…

メディアこそがメッセージでメディアは質ではなく量で発展する

<メディア・イズ・メッセージ>とは、カナダの英文学者で文明批評家のマーシャル・マクルーハン(1911年~1980年)が唱えたメディア論である。 話の中身はコミュニケーションのわずか7%のウエイトで、初対面のイメージは7秒で決まる。残りの93%…

マクルーハンから教わること

マーシャル・マクルーハン(1911年~1980年)はカナダの英文学者、文明批評家である。「メディア・イズ・メッセージ」というメディア中心にて独自の文明論で、世界的に有名になった。しかし、このエントリのために、インターネット検索をしてみたとこ…

昔の名前で出ている彼

京都にいるときゃ~~♪ で始まる『昔の名前で出ています』という曲がある。カラオケの初期で、8トラ(8トラック・カートリッジテープ)の時代によく歌われていた。歌に出てくる主人公は可憐な女性であるが、私の(ネットで知り合った古くからの)友人で、こ…

あぶないふたり

私がネットの中で初めて知り合った人。それが師匠である。ネットはデジタルやバーチャルの世界、との意識が強かったが、師匠とのお付き合いは超アナログなのである。それは、『 ♪ 俺らはロムラー ~~』にも書いたが、ML(メーリングリスト)で書き込むハメ…

♪ 俺らはロムラー ~~

私は元々ロムラーである。ロムラーとはロムする人のことであり、ロムとは...「ROM (Read Only Memory) - 読み取り専用の記憶素子のこと。」というコンピュータ用語をもじって、「ROM (Read Only Member) - ネット掲示板などで書き込みをせずに読むだけの参加…

歴史的なカメラ

本日は台風の影響で、外に出ていない。なにもなければ写真を撮りに行く予定であった。家の中で撮ってもしかたがない・・と思いきや、いいモノを発見。さっそく写真に収めた。 デジタル写真の台頭で、100年以上もの歴史ある銀塩写真が激減し、フィルムカメ…

また買ったの?

また買ってしまったのである。一昨日、Amazonから「悪魔の囁きメール」が入り、唆(そそのか)されるようにして買ったコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)が昨日届いた。うちの奥さんは今日から3泊4日のお出かけなので、気付かれないようにしていたの…

読み返してみると

最近、さぼり気味であるが、気が向くと電子書籍を読むようにしている。青空文庫の蔵書?だけでも、一生かけても読み切れないだろう。どちらかというと、数十年前に読んだものや、当時読み損ねたものをよく読んでいる。 私の好きな戦後の無頼派たち。太宰治さ…

朝のたわごと

学生時代は部活も一応やっていたが、基本的に帰宅部で、アルバイトや映画、スケートによく通っていた。映画館もスケートリンクも学校の近くにあったからなのであるが、休みの日にしか行けないのではなく、毎日行けるということに意義があった。アルバイトで…

懐かしさとの再会

学生時代に、戦後の無頼派と称される太宰治、坂口安吾、織田作之助の作品を読み漁ろうとした。太宰さんはほとんど読めたと思うけど、あとのふたりの作品がなかなか手に入らなかった。新刊、古書のいろんな書店で探したり、多くの図書館にも通った。でも、だ…

読書もいいかも

電車に乗っているときや、公園のベンチに腰かけているときに、バッグの中にある本を読むのが習慣であったが、最近はタブレットを開いて(インターネットで)調べものや入力、またはメールのチェックと読み書きをしている。 おかげで、読書がまったくできない状…

デバイスと端末

この数年、デバイスという言葉がよく使われているが、 コンピューター関連では昔から裏方的に使われていた。わかりやすい意味としては、システムの中で特定の機能を果たす周辺装置とか、道具という役割であろうか。 それが、スマホやタブレットの人気で、そ…

久しぶりに観てみると

数週間前であろうか、急にある映画が観たくなり、レンタルDVDで見つけて借りてみた。『大菩薩峠』という作品である。記憶は定かではないが、子どもの頃父親に映画館へ連れていかれ観たのであろう。机龍之介という(眠狂四郎を彷彿させる)ニヒルな剣の達人…

スマホってそんなにたいへんなの?

テレビやネット記事で、母親が息子に教える「iPhoneの18の約束」なるものが取り上げられている。その内容に絶賛の声があるようですが、スマホを持つことでなんでこんなに大騒ぎをしなければならないのかふしぎである。 (1) このiPhoneは私が…

前置き

映画のDVDを見るとき、いつも思うのだが、前置きが長すぎる。 いろいろな映画の予告編を、これでもかこれでもかと並びたてるため、そのうち自分は何の映画を観ようとしてたのか、忘れてしまうほどである。それと、前置きの間に別の事を始めてしまい、肝心…

メールソフトにはこだわりたい

iPadに付属のメールソフトは予想どおり使いにくい。パソコンでは長年愛用の「Becky! 」というすぐれモノがあるのに、こちらはあまりにも非力すぎる。比較するのはコクと知りつつ、なんとかならないかと奮闘してみたが、やっぱりだめだった。短文の…

iPadを使ってみて

ウィルコムの「ケータイ+Wi-Fiルーター」がしっかり使えているので、スマートフォンだけのWi-Fi接続に使うだけではもったいないと感じて、iPadも購入してみた。 まず初めに感じたのはとてもシンプルだということ。そして、触れるだけですぐに起動して、…

持ち歩くWi-Fiルーター

今週の初め、ウィルコムから先月発売されたばかりの「ケータイ+Wi-Fiルーター」を購入して使っている。はたして使い物になるのかと心配していたが、なかなか便利に使えている。今さらではないが、携帯やスマートフォンからのパケット代金の高さには辟易して…

マイ有線

わが愛用のiPodの中身は、現在1805曲になっている。 あんなに小さい本体にそれほどの楽曲が入っているなんて、いまだに信じられない。 小さいといえば、たまに家の中で見つからなくて大騒ぎをすることがある。 イヤホンの方は見失うことがないのに、…

使える音声入力

スマートフォンの音声入力にハマっている。 一年数か月前にスマートフォンを購入したときは、使ってみて誤変換などが多いため、正直いって使い物にはならないと感じ、まったく使うことがなくなっていた。ところが最近になって、仕事の合間などで急ぎの携帯メ…

いつもの “アレ”

「いつもの “アレ”」って、なかなか意味深である。 この言葉が気になる発端は、楽○スポットレンタルである。私はいつもここを利用させてもらっている。 何度か借りているうちに 、旧作の無料レンタルチケットなるものが、メール配信されてくるようになった。…

パソコンの引っ越し

8年以上使用しているパソコンXP機の、システム側Cドライブの容量がいっぱいになってきたので、Windows7機のノートを購入した。XP機のハードディスクの容量は40GBで、CとDのドライブに各20GBずつ振り分けられている。今のパソコンか…

携帯による流出?

京都大学や早稲田大学などの入試問題が、試験時間中にインターネットの掲示板に投稿されていた問題で、同じハンドルネームの人物が問題の正解を求める書き込みをしていたとか。カンニングの手口だけなら、わざわざネットで公開する必要がないはずなので、別…

端末機器

私のiPodの中には700くらいの曲が収録されています。ジャンル分けにして聴くことが多いですが、一番よく聴くのはクラシックです。とても落ち着けるし、産まれた時から擦り込まれているような気さえしてきます。誰が作曲で題名もわからないのに、曲そ…

帰りの電車の中

携帯は欠かせぬアイテムらしく、老いも若きも一心に眺めて操作をしています。いったい何をやっているのだろうと興味を持ちます。読書は昔よりは減っているようですが今も健在です。居眠り。これも定番ですね。また、目はさましていても瞑想にふけっている方…