日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

生活・娯楽

細切れしない1日の醍醐味は

2017年卒採用の選考解禁はこの6月なのか。就活に忙しい方もおられるにちがいない。 昭和40年代は日本の高度成長期。今とちがい、さまざまな業種で企業が躍進し、採用も活発だった時代であった。 人気企業の多くに、真偽不明の小話があった。高度成長…

「笑う門に長寿来たる」なのか

高級食材として古くから珍重されている伊勢海老は、江戸で鎌倉エビ、尾張にて志摩エビと呼ばれたそうだ。そして呼び名が伊勢に定まり、その名が世界に広まった。 孵化させてから稚エビに育て上げるのが難事業であり、人工的に育てる技術はまだ確立していない…

未来の機器たちは頼れるのか

昨日、友人たちとの飲み会に出かけようとして気がついた。スマホの電池が空っぽになっていた。最近、こういうことがよくある。 休日で家にいるときは、スマホをまったく使わないのに、肝心なときの電池切れ。スマホとは電池を浪費するためだけの機器なのだろ…

旅の楽しげな土産話に人柄が

優れた経営者には共通点があるのだという。元官僚で工業経済学者・政策研究大学院大学名誉教授である橋本久義さんによる理論がおもしろい。 1. 人徳があること。町工場なので経営者が悪いと、従業員が辞めてしまう。 暴走族出身者を教育し、一人前の工員に…

宵が裏方で生酔いできる季節

<小説とは迷っている人間が書き、迷っている人間に読んでもらうもの>と司馬遼太郎さんは語った。 女性初の芥川賞受賞は1938年(昭和13年)下半期に、中里恒子さんの作品『乗合馬車』が受賞した。今では、選ばれる側、選ぶ側で女性作家の活躍が目立つが…

公衆電話を知らない子供たち

職場の隣の公園にあった公衆電話が見あたらない。だいぶ前からのことだったらしい。普段からその存在をまったく気に留めなくなったせいなのだろう。 私のマンションの下にある公衆電話の生存確認はできている。ただ、使用している人は見ていない。たしか、数…

花見と人工知能の関係は如何に

「寒くないの? 半袖で」と妻。「平気、若いから」と私。「感じなくなっているのではないの。暑さ寒さを・・・」と再び妻。つい先程の会話である。 花見の時期も過ぎた。風雨に見舞われながらも、健気に残った今年の桜。その散り際は実にお見事であった。もうだめ…

「遊び心」にこそ説得力がある

<“恐れないのが詩人”で“恐れるのが哲人”>なのだと、夏目漱石さんは『虞美人草』で述べている。 先が見えないくらい強い感覚にかき立てられる詩作に比べ、哲人は結果を先に考え取り越し苦労ばかりするのだと。なかなか言い得て妙である。 格言やことわざの…

「起承転結」の見せ所は“承”

長嶋茂雄さんは現役時代、伊豆・大仁で自主トレの山ごもりをしていた。 そのときの常宿だったホテルへ、先日(偶然に)宿泊した。長嶋さんお気に入りの、離れ家「富士の間」も見てきた。 1958年、鳴り物入りで巨人に入団した長嶋選手は、4月5日の開幕戦で…

あわただしく過ぎる別れの3月

3月から4月は年度の切り替わりである。 学生や社会人として過ごす時間としては、12月から新年への切り替わりより、その変化が鮮明に感じられる。 別れの3月はあわただしく過ぎ、新たな出会いへと暦が一枚めくられる。そして、人間の春は、別れと出会い…

“逆もまた真なり”の説得力

いい天気といえば、晴天に決っている。そう思い込むことへの疑問を感じることがある。 当たり前のことを書き連ねた文章であるとの謙遜か、詩人・土井晩翠さんは随筆『雨の降る日は天気が悪い』と昭和の初めに書いている。 「親父は男でおっかあ女」、「唐辛子は…

しょせん人生は活動する写真

明治から大正時代、映画は「活動写真」と呼ばれていた。「写真が動いているぞ!」ということからの呼称のようだ。 スクリーン投影方式の映写機であるフランス製のシネマトグラフ、アメリカ製のヴァイタスコープが、明治30年(1897年)頃に日本で公開された。…

天から授かる芸の表現者たち

水生の無脊椎動物であるクマムシは地球上で最もたくましい動物だという。非常に強い耐久性を持つことから、チョウメイムシ(長命虫)とも言われたそうだ。 昆虫ではなく、緩歩動物門に分類され、体長は0.1ミリから1ミリ程度。4対の足で歩く。クマの歩み…

今も昔も知らないことだらけ

デジタル機器の進化で、その応用はめざましい。小売店で“顔認識システム”が、万引き防止や客層把握に使われ始めているという。<カメラで撮影した顔の特徴から同一人物を自動的に検知する>というものだ。 それは、本人の気付かぬうちに、顔データが活用され…

師走に口ずさむ歌は何だろう

赤と緑のクリスマスカラーに華やぐ街。(ずっと以前の)今ごろは、自らの1年と共に、この1年で流行った曲は何か? と振り返りたくなった。しかし、(頭に浮かび)口ずさめる歌が見当たらなくなって久しい。 かつてのように、街のどこに出かけても聴こえてきて…

元気の獲得は生活との調和?

「24時間戦えますか!?」懐かしいフレーズである。バブル全盛時、この合言葉で栄養ドリンクのCMが流行った。 仕事が入れ食い状態で人手不足になる。欠員でも出たらもうたいへん。毎週、募集広告を出しても効果なし。売り手市場のため、若者たちは条件のい…

いつまでもあると思うな金と髪

<一生に一度のお買い物です。十二分にご吟味ください・・・>。 広告コピーだ。その商品は、車でも家でもなく白黒テレビだった。 1955年(昭和30年)、販売価格は12万5000円である。サラリーマンの初任給が9000円の時代だ。まさに、“一生に一…

「見ぬもの清し」と「ごり押し」

母は、床に落ちた豆を素早く拾い、「見ぬもの清しだからね」と言った。それが後に、“3秒ルール”という名で知ることになった処世の知恵だった・・・と。エッセイスト・玉村豊男さんのコラムにあった。 落ちても見たことにしなければ、誰も清潔を疑わない。とて…

何か大きな忘れ物をしたのか

一般家庭にテレビが普及する前は、映画の黄金期であった。その立役者である黒澤明監督には、数多くのエピソードがある 泥まみれでゴミが散乱する汚い場所の演出。これでいいかと思っても映画に映るときれいに見えてしまう。少なくともその3倍は汚くする必要…

チャンネルをまだ回してた頃

“消える魔球”は本当にあるという。遠近両用の眼鏡をかけてキャッチボールをすると、機能の異なる二つのレンズの境に球がさしかかったとき、消えて見えるらしい。高齢者野球を取材した新聞記者が書いていた。 『巨人の星』の伴宙太は魔球を捕るのに特訓を要し…

消える日本語が映す今の時代

1901年(明治34年)の冬に柳田国男さんが信濃路を旅した際、車屋が「とても寒い」と語るのを聞き、飛び上がるほど驚いたという。 “とても…できない”のような否定形を伴わない“とても”に、柳田さんは初めて出会ったという。でも今は「とても寒い」がふつうに…

あとを絶たぬサバ読む者たち

たとえば、数学が好きなら金融業界へ。国語が好きなら作家、編集者、書店員に。村上龍さんの『新13歳のハローワーク』がおもしろい。 好きな教科を入り口に、自分の向いている職業を探す趣向である。道徳の授業が好きな13歳向けには、弁護士、裁判官、検…

半世紀前のSF映画が現実化

外出先のコンビニでビールを買うことがよくある。その都度、タッチパネルで年齢確認を求められるが、いまだに慣れない。生まれて半世紀以上になる人間を見て、未成年とまちがえることもあるまいに。 どなたかのコラムでは、<想像以上に若く見られているのか…

難しいことはわかりやすく

何年ぶりであろうか。“数独”にすごく凝っている。脳トレに最適なような気がするからだ。 数独とは、「数字は独身に限る」の略だという。パズルの一種で、9列9段のマス目を3列3段のブロックに分け、各列・各段・各ブロックに1から9までの数字を重複しないよ…

深まる夏には「よもやま話」を

電車通勤の頃は本を読んだ。本に飽きると、無意識に乗客を眺め、人間観察を楽しんだ。最近はそれも楽しめない。大部分の人たちがスマホとにらめっこをしているからだ。 そばに知らない人たちがいると、その人たちに対して友好的か、もしくは敵対的に振る舞う…

言葉のニュアンスいろいろと

「この魚、先週に私が買ったのと比べると活きが悪いわよ」「そんなことありませんよ。同じですよ。だって同時に仕入れたんですから」。 こういう話が大好きである。魚屋と客の会話である。(相原茂さん著『笑う中国人』より) 本屋さんでの立ち読みは合法かそれと…

ヒート・ストロークにはご注意

関東地方の梅雨明けが例年より遅いという。おかげで30度未満の日が続き、とても過ごしやすい。 しかし、この先に炎天下が続くようになると、しっぺ返しの暑さを感じてしまう予感である。くれぐれも気をつけたいのは“熱中症”である。 なにかで知ったが、熱…

恐るべき効果のポケモンGO

ゲーム音痴の私がポケモンGOにトライしてみた。職場の前にいたポケモンを発見。通勤の往復で、2匹捕えることができた。良くできたゲームで、多くの人があれほどハマるのがよくわかる。 ポケットモンスターは、ゲームソフトシリーズの名称で、登場する架空…

おカネにまつわるエトセトラ

妻の“へそくり”はなんと、夫の2倍強になるのだという。 夫婦合わせたへそくりの平均額は92万9601円。妻が126万8446円で、夫は58万9058円。昨秋、生命保険会社が行ったアンケート結果なので、今はその差がもっと開いているかも知れない。 …

雨降る季節の楽しき感慨深さ

<かつあげ はじめていい?>母親から突然、こんなメールが届いたとか。『おかんメール2』という本にあった。<かつ あげはじめていい?>。どうやら、改行の位置が誤りのようだ。 揚げたての料理をわが子に振る舞おうとする、母の愛情深さであった。“内食(…