日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

歴史

生真面目なるサラリーマンは

昭和の時代を思い浮かべると、あくせく働くサラリーマンがいる。その家庭風景は、家にモノが増えるよろこびに満ちていた。 電化製品、家具、すしの出前や車。どれも新しいモノばかりで新鮮だ。高価で手が届かないはずの車や、カラーテレビ、パソコンも、いつの…

グローバル時代のアリジゴク

ふだん何気なく使う言葉には、歴史の重みの潜むものもあるという。「感謝感激、雨あられ」は、日露戦争が題材で筑前琵琶の一節で「乱射乱撃・・・」のもじりだという。 「この際だから」は、関東大震災直後の流行語らしい。東日本大震災後、明かりの減った街路を歩…

とりとめのない話を寄せ集め

<ひどい妻 寝ている俺にファブリーズ>。 おもしろい話の断片につい反応してしまう。おなじみのサラリーマン川柳にあった。 汗をかく季節の真っ最中である。季節を問わず、“メタボ臭”、“加齢臭”なる言葉もある。 どうやら、においの原因は脂肪らしい。肌の…

知っているようで知らない話

“鎌倉の大仏さまはハンサム”と褒めたのは、歌人の与謝野晶子さんだという。<かまくらやみほとけなれど釈迦牟尼は美男におはす夏木立かな>。 ところが、鎌倉の大仏は晶子さんの実感した釈迦ではなく阿弥陀仏で、彼女も後年自分の誤りに気づいたそうだ。でも…

クリスマスに関するあれこれ

クリスマスはキリストの誕生日ではないという。半世紀以上も生きてきて、つい最近そのことを知った。悔しいので、周りの人に訊いてみたところ、知らない人が多かった。 クリスマスとは、イエス・キリストの<降誕(誕生)を祝う>ミサなのだという。当時は日…

カレンダーの日に思わぬ歌が

1872年(明治5年)のこと。師走の声を聞いたと思えばすぐに、<きょうは元日、明けましておめでとう>ということになったそうだ。その年の旧暦12月3日が新暦の明治6年1月1日になったというのだ。 政府は月の満ち欠けを基準にした旧暦を改め新暦(太…

懐かしの昭和・それも30年代

東京・国鉄蒲田駅の操車場で、身元不明の他殺体が見つかった。松本清張さんの『砂の器』だ。殺害されたのは誰か。 やがて被害者は、51歳の元巡査と判明した。作品には、<すでに50を過ぎた老人>と書かれていた。新聞の連載が始まったのは1960年(昭…

素敵なヨコハマ物語に感謝を

昨年末、私は『ハマのメリーさんをご存知か』という記事を書いた。そして、その翌日に『ヨコハマメリー』という映画を観た。ちょうど丸1ヶ月前のことである。 自分より若い世代の中村高寛(たかゆき)監督が、あのメリーさんをどう描いているのか、たいへん…

今日がみそかで明日は大晦日

晦日(みそか)とは、本来「三十日」の古い表現であるそうだ。ふつか、みっか、…と続く先にある言葉らしい。但し、通常の解釈では<翌月の朔日(さくじつ)の前日>となる。 月相を表す弦・望・晦・朔に由来するもので、「朔」は月が現れることを意味するのに対し、「晦」は月…

ハマのメリーさんをご存知か

最近行きつけのスナックで盛り上がっていた時、メリークリスマスからの連想でメリーさんの話になった。4人での話だが、全員がメリーさんを目撃していることを知っておどろいた。 ハマ(横浜)のメリーさん。私は横浜育ちだが、あとの3人は東京や別の市の出身…

「粋な師走」に締めたいが無理か

2014年もあと2週間。毎年のことであるが、この2週間の時間経過はとくに早い。今から50年前は1964年(昭和39年)である。新幹線が開業し、東京五輪が開催された年だ。「ものづくり日本」がその本領発揮である。 高度経済成長の第2期は、1965~1…

悲喜こもごもな「お金の体感重量」とは

1億円のお札の束はどれくらいの重さと厚みなのだろう。そういえば、元銀行員の知り合いから<紙袋に1億円入れて持ち歩いた>という話を訊いたことがある。なんでも巨額な現金の移動は紙袋の方が気付かれなくて安心だとか。 名古屋市にUFJ銀行の「貨幣資料館」…

わずか6年後の隣国に3千万人以上の適齢期男性が溢れる

我が国のペットの飼育数は犬と猫だけで、15才未満の(人の)子どもの数をはるかに上回るそうである。2013年度、全国で犬・猫の推計飼育数は2,062万頭(犬1,087万頭、猫975万頭)といわれる。 人の子どもの数(15歳未満人口)は、2013年…

井上陽水さんがアカペラで都はるみさんの『涙の連絡船』を歌ってくれたそのときの音楽風景

井上陽水さんのコンサートを2度観てる。いずれも、陽水さんが20代の頃であった。初めて生で陽水さんを聴いたおどろきは忘れられない。相模原市の小さなホールで、モップス(The Mops)というバンドがメインのコンサートであった。その前座に登場し…

フィルム写真の終焉直前に業界の現場ではデジタルカメラなど眼中になかった

100年以上の歴史ある銀塩写真が崩壊した要因は、デジタルカメラの需要がフィルムカメラを上回り、銀塩写真の必要性が失せたということである。だれもがご存知のことと思う。さて、そのときの業界の現場ではなにが起きていたのだろう。 それ以前のロールフ…

今日の「今」に秘められる「一期一会」

「一期一会」とは、「あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものである。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう」という、千利休の茶道の筆頭の心得である。その意味をもっと掘り下…

たかが電波 されど電波

久しぶりに湘南平(しょうなんだいら)へ行ってきた。この日は雲が多くて、富士山は見えなかったが、海や市街地がとてもきれいに見えた。 それはよかったのであるが、レストハウスとテレビ塔に怪しげな者たちが約十名。ヘンな機械を並べて電波の受信や送信をし…

だれもが知って だれもが持ってる ホメオスタシス

ホメオスタシス 【homeostasis】 声に出して発すると、舌を噛みそうな言葉であるが、私は日常でよく使っている単語である。 その意味は、生体恒常性。生体が外部の環境の変化に対して内部環境を一定の状態に保とうとする性質とのこと。なんだかむずかしそう…

「がんばれもん」から「にこにこもん」へ

この時期、カメラを持って出かけようと思うと行き先に迷う。思い当たる場所もあるのだが、どうせなら紅葉になってから、とブレーキがかかる。とりあえず、幼稚園の運動会に行ってきた。この夏、手に入れた一眼レフには18~200mmのズームレンズしか使…

一番若い日

「自分の一番若い日」 それはいつだと思いますか。 答えはかんたん。それは、今日です。もっと厳密にいえば、今日の「今」です。この話は、以前に聴いたラジオで、作家の森村誠一さんがおっしゃっていた。 なるほど、と思わず納得をしてしまった。本日は成人…

アナタハン事件

アナタハンという言葉には、なんらかの記憶があるがまったく知らなかった事件である。 アナタハン島は、サイパン島の北約117kmに位置する全長約9km、幅3.7km、面積約32平方km程度の小さな太平洋の孤島だそうである。その孤島で1945年か…

浜省さんの名曲「マイ・ホームタウン」の現実

山や森林を大々的に切り崩して、巨大なニュータウンを開発し始めたとき、そこを車で走って仕事をしていました。その後に就いた職では、そこに住みつくマイホームブームで、ハウスメーカーから排出される大量な建材の廃棄物の対応でした。そして今は、その中…

今って

昨年末から今年の初め、映画「アバター」の3Dにおどろいていたら、今は映画はもちろんTVやPC、ビデオカメラなど 猫も杓子も3Dだらけになっています。PCのTV電話を体感してみても、遠くにいる友人の表情がよくわかるので、電話みたいに言葉を多く…