日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

映画・テレビ・ラジオ

武田鉄矢さんにおける人生の節目を2度ほど生で目撃している

卒業の季節である。今の人気卒業ソングはよくわからないが、かつて『贈る言葉』が学校の卒業式の定番曲であったことは知っている。1979年11月、海援隊のポリドールレコード移籍6枚目のシングル曲である。武田鉄矢さんが主演したテレビドラマ『3年B…

物事はシンプルに紐解いてみるとわかりやすい

単純化された話は、相手に対する説得力が増す。具体的で、映像的で、ユーモアがあればもっといい。何かを勉強しようとするとき、難しく考えようとする傾向があるのはもったいない。シンプルであればあるほど身につくであろう。 逆転の発想でおなじみのロケッ…

マクルーハンから教わること

マーシャル・マクルーハン(1911年~1980年)はカナダの英文学者、文明批評家である。「メディア・イズ・メッセージ」というメディア中心にて独自の文明論で、世界的に有名になった。しかし、このエントリのために、インターネット検索をしてみたとこ…

たかが電波 されど電波

久しぶりに湘南平(しょうなんだいら)へ行ってきた。この日は雲が多くて、富士山は見えなかったが、海や市街地がとてもきれいに見えた。 それはよかったのであるが、レストハウスとテレビ塔に怪しげな者たちが約十名。ヘンな機械を並べて電波の受信や送信をし…

箱書きを活用してみる

小説やシナリオに使われる箱書きについて書いてみたい。私の場合、A4のコピー用紙(使用済みの裏紙でも可)をよく使っていた。まず、用紙の長辺を半分に折る。これを3回繰り返すと、折り目で8つの箱ができている。その箱を順番に「起承承承承承転結」と名…

一番若い日は今日であり、残りの人生の最初の一日でもある。

「今日」の持つ意味をいろいろ考えてみるとおもしろい。はたして、今日という日は軽いのか重いのか。まず「今日」について興味のある言葉は「今日がいちばん若い日」である。これは重兼芳子さんが書かれた本のタイトルなのだそうである。私は2年前に、作家…

京都の歌における女と男の情景

インターネットで、京都を歌った流行り歌を検索してみたら、たくさん出てきた。知っている曲も多いが、まったく知らない曲もある。楽曲でも京都のロケーションの良さで、歌詞からの情景が浮かびやすい。ただ、いくら京都だからといって、ここまで依存されて…

悪魔のように細心に!天使のように大胆に!

私が初めて買った黒澤明監督の本のタイトルが『悪魔のように細心に!天使のように大胆に!』である。たしか、黒澤監督の好きな言葉だったと記憶している。その後も、黒澤監督に関する書物を多く収集している。ただ、今は家の中のどこにしまってあるのかわから…

継続されている不透明

今日の朝刊(讀賣新聞)の一面記事にて、「テレビなどで放送される音楽の著作権使用料をめぐり、日本音楽著作権協会(JASRAC)の使用料徴収の方式が独占禁止法違反に当たるかどうかが争われた訴訟の判決で、東京高裁は、『JASRACは新規業者の参入…

小津監督の目線が私の性に合う

小津安二郎監督の映画をDVDで久しぶりに観た。小津作品は静かで観やすいモノが多い。しかし、よく観ると細かい演出を随所に感じる。 有名な、地面すれすれ(低いカメラの位置で)の撮影にも惚れ惚れするが、役者さんたちに対する演出もすごい。ハードボイル…

シナリオになくてはならない隠し味

『発想はシナリオ風に』というエントリーで、私は構成とテーマについて軽く書かせていただいた。しかし、いくら構成とテーマがしっかりしていても、それはドラマや映画のおもしろさとは別物である。これから、シナリオにおける(料理でいう)「旨み成分」につ…

発想はシナリオ風に

かつて、シナリオの勉強をしていたことがある。1年で50本。課題の作品を書いた。教室の仲間たちと、8ミリ映画でも作ろうかと盛り上がり、とても楽しかった。しかし、その頃から仕事が忙しくなり、時間帯が合わなくなってやめた。 そこで教わったことは今で…

なにを観るの? それは『相棒』でしょ!!

現在、病みつきというくらいに好きなテレビドラマは、なんといっても『相棒』である。独断と偏見で言わせてもらうと、私の中では『刑事コロンボ』と『古畑任三郎』に『相棒』を加えて、大いなる三部作との認識をしている。 と言いつつも、『相棒』をリアルタ…

換算してみれば

韓国ウォンを日本円に換算してみると、1ウォンあたり0.09円(端数を四捨五入)だとか。 韓国のドラマで、市場の買い物のシーンにて、魚を物色している女性が値段を聞いていた。「1万もするの? 高すぎる」とのリアクション。それを観ながら魚が1万? と…

久しぶりに観てみると

数週間前であろうか、急にある映画が観たくなり、レンタルDVDで見つけて借りてみた。『大菩薩峠』という作品である。記憶は定かではないが、子どもの頃父親に映画館へ連れていかれ観たのであろう。机龍之介という(眠狂四郎を彷彿させる)ニヒルな剣の達人…

テンポの悪いドラマ

今観ている連続テレビドラマで、テンポの悪いドラマが2本ある。 そのどちらも、殺人事件が起きて事件当日及びその数日後の現在と、事件に至るまでの過去とのカットバック手法を使っている。カットバック手法は本来、作品のテンポをよくするためのものである…

笑い声

笑い声とは笑う声、という意味なのだろうが、声を出して笑う、ことなのかもしれない。家族や友人との会話で声を出して笑うことはあるが、テレビや映画で声を出しながら大笑いすることが、最近は少なくなっている。そんな中、この2、3日でテレビを観ながら…

骨のある話

スマホ、iPad、PCなどを介して、インターネットをよく利用している。 調べものとしては、iPadを肌身離さずという感じであろうか。 大量のメールや長文のものの読み書きでは、やはりPCであろう。あと、生活に密着したソフトの使用や自分のデータ…

引きこもり三昧

この年末年始は、まったくとはいわないが、かなりほとんど家に引きこもっていた。好きなお酒で、美味しいつまみで、テレビを楽しんでいた。 主に観ていたのは、大好きな吉田類さんのお酒を呑むシーンと、やはり大好きな、ビックダディの特集であろうか。 お…

辟易のCM

衆議院議員総選挙が終わりホッとした。 なによりもあのCMを見なくてすむからである。 顔も見たくないほどの嫌悪感があった。いくら党の代表だからとはいえ、あの大顔がさらにアップになり、気分を逆なでするようなことを得意になって語っている。 ハイビジ…

スリリングでおもしろい昼ドラ

月曜から金曜の(昼過ぎの)連続ドラマを偶然に観て一気にハマッてしまった。 それから、録画で毎日楽しみに観ている。『赤い糸の女』という作品なのである。その発端となった何話目かで、マナカナの三倉茉奈さんが、いっしょに暮らす(女子大で)親友の婚約相手…

前置き

映画のDVDを見るとき、いつも思うのだが、前置きが長すぎる。 いろいろな映画の予告編を、これでもかこれでもかと並びたてるため、そのうち自分は何の映画を観ようとしてたのか、忘れてしまうほどである。それと、前置きの間に別の事を始めてしまい、肝心…

本で読む映像

小説やマンガが原作の映画やテレビドラマは、昔から今も多くある。 割合でいけば、オリジナル作品よりも原作ものの方が多いであろう。 原作を読んで、あとから映像を観ることもよくあるが、その逆に映像のあとに本で鑑賞することもある。私の場合、石坂洋次…

3人には脱帽

この正月はテレビをよく観た。 そのほとんどが、リアルタイムの番組ではなく、今までHDDに録りためていたものと、人気連続ドラマのまとめ放映分である。印象に残っているのは、なんといっても3人の名子役である。あの子たちには本当によく泣かされました…

3D抜きの隠し味

映画『アバター』をDVDで改めて観た。 映画館で公開中に観たときは、壮大な画面と物語の展開のすばらしさ、そしてなによりも新時代の3D画面に触れて感動した。3D映画については、その後に別の作品を鑑賞したが、『アバター』ほどの迫力がないため、わ…

枷のある作品

昔に観た映画『新幹線大爆破』をDVDで再び観た。 新幹線ひかりに爆弾が仕掛けられ、走り出して加速してから時速80キロに減速すれば爆発するということである。その真実性への伏線として、犯人は北海道の夕張発の貨物列車にも同様の爆弾を仕掛けて、時速…

ふしぎなドラマ

テレビドラマ『相棒』という作品をよく観ている。 1998年12月スタートの長期ドラマで、「Season 10」が明日から放送されるらしい。 主役、脇役のキャラクターがよくて、ホン(脚本)もしっかりしている。 豊富なテーマでストーリー運びがおもしろい。私もすべ…

舞い込んできた籤(くじ)運

このブログの前々回にガリガリ君のことを書いたが、昨年の売上本数をラジオで聴いて確認できた。正確かどうかわからないが、猛暑の昨年は3億500万本とのこと。 あれからもガリガリ君を買い続けているが、今までまったく出てこなかった「当たり」がここに…

楽しめるドラマ

最近、続けて観ているテレビドラマは「ドリーム・ハイ」と韓国版「花より男子」である。 なんといっても本(シナリオ)がおもしろいし、登場人物を演ずる役者たちの個性がたまらなくすばらしい。脇役のすばらしいドラマは昔から大好きで、脇が主役を喰うときな…

同時代を背景にした二つの映画

ベンチャーズをよく聴くという関連から『青春デンデケデケデケ』という映画を観たくてたまらなかった。封切公開当時にも興味を感じてはいたのだが、映画館まで足を運ぶことはなかった。その作品をやっと、DVDで観ることができた。舞台は1960年代の四…