日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

日本・地域・各国

アナログに追いつけない性能

デジタル時代以前、一般的に映画で使われていた35ミリフィルムの映像の解像度は、4Kに相当するという。フィルムで撮られた名作映画やテレビ番組が、相次いでデジタルリマスターされているのはそのためらしい。 従来のテレビ放送は、その解像度で映せなか…

よいよいみたいな「まずまず」

元号が昭和から平成へと変わる頃だったか、“殿様改革”なるものが進んだという。近寄りにくい感じの“◯◯殿”がほんわりとした“◯◯様”へ・・・と。役所の文書の宛名である。 当時の新聞によれば、“様”は“殿”より敬意をあらわすレベルが上らしい。ふだんの使い方で…

「ドーデモイイ」という解決法

“言葉”は二義ということがよくある。たとえば、「何とも変わらない生来の性質」と「物事をやり通すたくましい精神」。“根性”のことである。後者の方ではものすごいヤツがいる。カタツムリの角(触覚部分)に入り込み、催眠術のように操る寄生虫がいるという。 ロイ…

耳に優しきグローバル経済?

この時期にお決まりの記事が出る。総務省が今年1月1日現在の日本の人口を発表。日本人は1億2477万6364人となり、10年連続の減少だという。 その減少幅は1968年の調査開始以降で最大。1億2500万人を下回ったのは、1996年以来で23…

席取り合戦の予約札みたいに

<御殿も、薔薇も、おひめさまも、手の届くところすべてのものが金になった>。金子みすゞさんの詩『金のお好きな王さま』にあった。その王さまは金が好きなようだ。 校長や教頭が自分の子どもたちを教員採用試験に合格させるべく、県教委の幹部に現金を渡し…

話に具体力をもたらせる数字

今年の6月は雨が多いようだ。71年前の6月13日に太宰治さんが知人女性と、玉川上水(東京)へ身を投げた。 『人間失格』など青春の純真さで心に残る作品を次々と発表。戦前から戦後の混乱期を駆け抜けた38歳の生涯であるが、日本文学史上に深い刻印を残…

もはや現金主義のガラパゴス

一昨年の通信利用動向調査で、個人がインターネットを利用する際に使う機器の割合は、54.2%のスマートフォンが、パソコン(48.7%)を初めて上回った。世帯による保有割合でも、スマホは75.1%で、72.5%のパソコンを上回っている。 スマホがネッ…

昭和よりピントの甘き平成か

<教え授けることはできません。君らとともに学んでいきましょう>。吉田松陰はこう返したという。幕末の松下村塾に2人の若者が入門し、「謹んでご教授をお願いいたします」と言われたときのこと。 人はみな対等。塾生たちを観察して、その資質を見極め、長所…

遥か遠くの確信も来年からは

小学一年生の頃に、私は自分の誕生日が祝日になることを確信した。ただし、それがいつのことになるのかは不明のまま。それが来年から実現することになった。令和の新しい天皇陛下と同じ誕生日なのである。 平成の天皇は(事実上)恋愛結婚であり、お相手は一般…

簡易さの裏側には人手いらず

地方へ行くと人の数が少なく、廃業店舗が目立つ。“東京一極集中”の言葉がどうしても頭に浮かぶ。しかし、そればかりではないらしい。 東京都への流入超過は1957年の24万4010人をピークに一度下降し、1967年から1996年までの30年間のうち…

メッキの下に隠れているもの

サッカーのアーセン・ベンゲル監督は名古屋グランパス監督も務め、1996年10月から2018年5月という長期で英プレミアリーグのアーセナルを率いた監督である。 <監督業をしていれば、何の苦労もなく日々を過ごすのは不可能。喜びに舞い上がることも…

ことばの表現はわかりやすく

<世の中は三日見ぬ間に桜かな>(大島蓼太)。江戸中期の一句である。3日ほど見ていなかったその間、桜の花が咲いていた・・との情景。そろそろ、この時期である。 転勤、引っ越し、卒業の時期でもある。門出を祝い贈る品物やお金、言葉などに使われる“はな…

ワンチャンの裏に弛まぬ努力

“若者言葉”は昔からあるが、最近はSNS発の言葉が多く登場しているという。入力が面倒とのことで、“いみふ”、“りょ”、“ワンチャン”・・・等の極端な省略が目立つ。そして、登場のサイクルも早くなっているそうな。 “ワンチャン”を検索してみると、ワンチャ…

叙情的な記録映画とテーマ曲

<青年よ、大志を抱け(ボーイズ・ビー・アンビシャス)>。語り継がれるこの言葉を残し、北海道の農学校を去ったクラーク博士。その晩年は苦労の連続だったらしい。 アメリカに帰国後、大学を作ろうとして失敗。次は鉱山に手を出し借金を膨らませ、貧窮の中で…

舌先三寸みたいな統計の数字

古い小噺らしい。ある人は願いごとがあり、願をかけて3年間酒を断つことにした。でも、やっぱりつらい。一案が浮かんだ。その期間を6年間に延ばして、夜だけは飲んでもかまわないことにしよう。 夜だけにしたが、物足りない。そこで断酒の期間を12年間に…

「逆こそ真なり」をゲーム感覚で身につけてみるのもいいだろう

なにかの本で読んだが、喘息発作の方が病院に行ったとき、そこの医者が「吸わないで吐きなさい。吐けば息は吸えますから」と言ったとのこと。喘息の方は、この一言で人生が一変した、と述懐していた。 それを読んで思い出したが、私は写真の仕事をしていたと…

物事はシンプルに紐解いてみるとわかりやすい

単純化された話は、相手に対する説得力が増す。具体的で、映像的で、ユーモアがあればもっといい。何かを勉強しようとするとき、難しく考えようとする傾向があるのはもったいない。シンプルであればあるほど身につくであろう。 逆転の発想でおなじみのロケッ…

継続されている不透明

今日の朝刊(讀賣新聞)の一面記事にて、「テレビなどで放送される音楽の著作権使用料をめぐり、日本音楽著作権協会(JASRAC)の使用料徴収の方式が独占禁止法違反に当たるかどうかが争われた訴訟の判決で、東京高裁は、『JASRACは新規業者の参入…

頭には頭が下がる

頭が痛い。頭が重い。頭が悪い。頭が下がる。頭に来る。頭に入れる。頭に血が上る。頭数。頭打ち。頭金。頭ごなし。頭を抱える。鶏頭牛尾。徹頭徹尾。 思いつくままに「頭」の付く言葉を並べてみたが、まだまだありそうである。人間のからだの部位の中では、…

だれもが知って だれもが持ってる ホメオスタシス

ホメオスタシス 【homeostasis】 声に出して発すると、舌を噛みそうな言葉であるが、私は日常でよく使っている単語である。 その意味は、生体恒常性。生体が外部の環境の変化に対して内部環境を一定の状態に保とうとする性質とのこと。なんだかむずかしそう…

偶然の上に成り立つ当たり前

人通りの少ない森林の中で、太陽や自然を感じていると、いろいろなことが脳裏に浮かんでくる。たとえば、数ヶ月前に観た(テレビの)BS放送の番組のこととか。 宇宙か地球に関する特集だったと思う。月が地球にとって重要な役割をしてくれている、というのが…

シナリオになくてはならない隠し味

『発想はシナリオ風に』というエントリーで、私は構成とテーマについて軽く書かせていただいた。しかし、いくら構成とテーマがしっかりしていても、それはドラマや映画のおもしろさとは別物である。これから、シナリオにおける(料理でいう)「旨み成分」につ…

光と影

私はiPodで音楽を聴きながら撮影することがよくある。この日はそうでなかったのであるが、頭の中でずっとある曲が流れていた。浜田省吾さんの『光と影の季節』という作品である。 その日は、まさに光と影の季節を感じられるすばらしい日であった。生物や…

発想はシナリオ風に

かつて、シナリオの勉強をしていたことがある。1年で50本。課題の作品を書いた。教室の仲間たちと、8ミリ映画でも作ろうかと盛り上がり、とても楽しかった。しかし、その頃から仕事が忙しくなり、時間帯が合わなくなってやめた。 そこで教わったことは今で…

好きであれ、器用であれ、そして続けろ。

千利休が茶道の精神を説いた言葉で「上手にはすきと器用と功積むと この三つそろふ日とぞ能くしる」というのがある。私は、数十年前から勝手に要約して、「好きであること。器用であること。続けること。の3大要素」として納得している。仕事でも、勉強でも…

よそ見

私は「よそ見」をするのが好きである。いつも見慣れている場所では、「よそ見」をするのが楽しくてたまらない。似たような言葉で、「わき見」、「わき目」がある。(ネットで)それらの共通する意味をひもとくと、「他のものごとに気をとられて、本来見るべき…

晩秋もよう

これらの写真は、昨年の晩秋から初冬にかけて撮ったものばかりである。全部で7ヶ所分のダイジェストである。昨年は、晩秋からいろいろな所へ出かけた。今年は昨年ほどには出かけられないであろう。まして、昨年と同じ場所にどれだけ行けるのかもわからない…

池がにぎやか

前(といっても数十年前)から、行こうと思ったまま、まったく来れなかった池である。この池とは縁がなかったのかといえば、まったくの逆で、仕事の担当が変わっても、どういうわけかこの前の道路はよく通るハメになる。これほど縁の深い池はまず他には見当た…

それぞれの面

水の面と書いて「みなも」と読む。とてもきれいな言葉に感じる。私は、湖の水面(みなも)を見るのが好きである。湖面という言葉もあるが、ふだんは使わないので言い慣れていない。「鏡のような―」という表現に用いるようであるが、「こめん」では「みなも」の…

秋の光を感じながら

私は行きつけの焼鳥屋さんへ出かけた。せっかくの秋晴れ。目的駅のひとつ手前の駅で下車して、一駅分を散歩してみた。ちょうど、いい汗をかいて冷たい生ビールがおいしくいただけるからだ。もちろん、散歩途中のベンチで、心地よい風を受けながら持参の缶ビ…